
謹啓
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび第30回日本薬剤疫学会学術総会の会長を拝命致しました東京理科大学の佐藤嗣道と申します。
本学会は1995年の発足後、医薬品のリスクとベネフィットを科学する学会として、国内外の薬事規制に立脚しつつ、人々がより安全で有用な医薬品のベネフィットを享受できるよう、疫学の手法を活用した研究の発展を促進させてきました。近年は、革新的な医薬品・医療機器開発の展開、薬事承認前後における様々な法制度の整備・変遷、各種データベースの充実、データサイエンス手法の発展、医療経済的課題の増大など、この研究領域を取り巻く状況は大きく変化しています。その中で、薬剤疫学の理論的、実践的な進歩は目覚ましいものがあります。
本学会の学術総会は、コロナ禍を経て2021年に漆原尚巳会長(慶應義塾大学薬学部)により“Regulatory Science Meets Epidemiology”をテーマに第26回学術総会が、2022年に鍵村達夫会長(神戸医療産業都市推進機構医療イノベーション推進センター)により「薬剤疫学の再定義」をテーマに第27回学術総会が、2023年に中山健夫会長(京都大学大学院医学研究科)により「薬剤疫学~これまで・今・これから~」をテーマに第28回学術総会が、そして2024年は大場延浩会長(日本大学薬学部)により16回国際薬剤疫学会アジア会議(ACPE)との共同開催として「薬剤疫学を知り、使う」をテーマに第29回学術総会が開催されました。
本年は「薬剤疫学の目指すもの」をテーマに東京理科大学葛飾キャンパスにて、10月31日(金)~11月2日(日)に第30回学術総会を開催させていただきます。多くの方々のご関心を集めることができる魅力的な学会とするよう鋭意努力してまいります。第30回学術総会へのみなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。
謹白
2025年6月吉日
第30回日本薬剤疫学会学術総会
会長 佐藤 嗣道
東京理科大学 薬学部
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